Kurotei Databook

高専でデザインを専攻してる人のwebやデザインの備忘録的なもの。

くろてい流 ベクターキャラアイコンの描き方(Illustrator)

はじめに

こんにちは、くろていです。

Kazoo04 Advent Calendar 2014 - Qiita
1日目、その2の記事です。フォントの種類 - kurotei databookでも書いたように、スケジュールがかわって一日に二つの記事を入れることにしました。
さて、今回は僕がイラレでアイコンを作るときの手順を紹介していこうと思います。生半可な技術で描いているため、未熟で無駄も多いと思いますが、良かったら参考になるといいなと思います。

描く

さて、前記事では「kazoo04要素なさすぎワロタ〜w」と何人かの人に言われたので、kazoo04を描いていこうと思います。
完成作はこれです。
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かわいいですね。首から下はめんどくさかったので描きませんでした。ごめんなさい。
さて、手順を紹介していきます。

下書きを描く

イラレで一発描きできるほどのスキルはないので、アナログで下書きを書き、スキャンします。
どの線を実際に描くか考えながら描きましょう。迷い線が多いとトレスするときにわからなくなります。


イラレで取り込む

下書きをスキャンしたら、イラレで新規ファイルを作成します。大きさはいつも1000px×1000pxにしています。

そして、先ほどスキャンしたファイルを配置します。レイヤーは一番下にし、ロックをかけて起きましょう。そして、次に描く「目」のレイヤーを作ります。


目をかく


目をかきます。なんで目からかき始めるかと言うと、そのほうが生気が入ってなんか愛着が沸いて描きやすくなるからです。
目は、まつげの部分、白目の部分、黒目の部分、瞳孔、光を描きます。まつげは一本の線で描くよりも中塗りのオブジェクトとして描いた方が良いでしょう。
オブジェクトはこうなっています。

これで目は終わりです。

髪を描く

次に髪を描きます。理由は特にありませんが、後々顔を描くときにこっちの方がよかったりします。
髪は「顔より前にある部分」と、「顔より後にある部分」で分けることが重要です。髪は頭を覆っていますから、上下関係が入れ替わるからです。
ぐちゃぐちゃなので、上手く上下関係を利用して調整します。

このとき、顔より後にある髪は髪レイヤーではなく肌レイヤーの最下層に入れておきます。

顔を描く

顔を描いていきます。まず、顔の輪郭を描くのですが、このとき「前髪より背面」かつ「後ろ髪より前面」にレイヤーを配置し、髪の部分を塗るときは「前髪の塗りの背面」をぬっていくようにしましょう。そうしないと、髪に肌色が浮いてしまいます。

また髪や肌をいじって調整します。顔のパーツも適当に描きます。

眼鏡を描く


眼鏡をかけているキャラクターの場合、眼鏡は最前のレイヤーにしましょう。しかし、耳よりうしろにかかるので横の耳に描ける部分は耳より後に配置しましょう。
眼鏡は、眼鏡の外を描いてから、それをコピーし、縮小して配置し、左右のオブジェクトをグループ化した後複合パスを作成するとうまくいきます。

成し遂げたぜ。

ここまでくればほぼ完成です。線の太さや線の端の形などを調整し、背景などをつくれば完成です。お疲れ様でした。

おわりに

(イラストの)かずー氏はかわいい。
明日はなめたけさんの記事ですね。期待しています。このKazoo04 Advent Calendarが成功することを願い、終わりとさせて頂きます。
あと、これはイラレ特有の機能っぽいものはあまりつかってないのでiDrawとかInkscapeとかでもできると思います。